お借りしたGalaxy S6を1ヶ月ほど使わせていただいての感想です。
前回の記事の続き。
一般的なスマートフォンとして見た場合の感想とは別に、自分がこの端末を使っていこうとした場合の話です。
まずは、Galaxy S6だけを常に持ち歩いて使えるか。
残念ながら、ちょっと無理そうだという結論です。
前にも書きましたが、最近、2年以上タブレット型端末をメイン端末として使ってきた身としては、Galaxy S6の画面は窮屈です。
「解像度が高いから画面サイズが異なっていても同じでしょ」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、実際には大きく異なります。
レビューした電子書籍ビューワで雑誌を読もうとした場合、Galaxy S6では小さい字が読みにくいです。
また、SNSアプリにしてもWebブラウザにしても一度に表示できる情報量が違います。7インチの画面の方が字が大きくテキストの折り返しが少なく読みやすい上に、多くの情報を見渡せます。
これが、情報の処理速度に影響してきます。
立っているときに使おうと思ったとき、小型な端末の方が気軽に取り出せるという利点はありますが、個人的には、情報処理能力の方が重要度が高いです。
端末に触れなくても視線の動きや傾きなどにより自動で拡大縮小、スクロールをしてくれるような機能があれば改善されるかもしれません。
では、より大画面を持つタブレット型端末と一緒にGalaxy S6を持ち歩けるか。
これもまた組み合わせ方が違う気がします。
もし、高性能なタブレット型端末を一緒に持ち歩くのであれば、スマートフォンは、もっと小型でスペックを抑えた機種が組み合わせとして正しいでしょう。例えば、5インチ以下、HD解像度、Snapdragon 410の機種です。
腰掛けて落ち着いて読める環境ではタブレット型端末を、電車で立っているときや信号待ちをしているときなどにはさっと取り出して確認ができるスマートフォンをという使い分けです。
あえてGalaxy S6のような高性能なスマートフォンを別の端末と組み合わせることができるとしたら、Galaxy S6が安価に入手できる場合か、組み合わせるタブレット型端末やノートパソコンとはOSが異なるなど住み分けがはっきりしている場合でしょう。
以上から自分の使い方で見ると、結論としては、
Galaxy S6をそのまま大きくしたGalaxy Tab Sが使いたい!
(Galaxy Noteでもいいよ)
です。