しばらく眠っていたガラケーことFOMA対応のフィーチャーフォンを引っ張り出してきました。
2年以上まともに使っていなかったN-03Dというこの機種。ですが、今でもドコモショップで販売は続いています。当時、この端末を新規契約でゼロ円(実質ではなく一括)で購入できました。
長いこと使っていなかったので、バッテリーの持ちが悪くなっていないか確認するためもあり、使ってみることにしました。
手元にIIJmioで契約した“みおふぉん”のSIMカードがあったので、これを挿してみることにしました。
みおふぉんなSIMカードのサイズはmicroSIMで、N-03Dで使えるのは、標準SIMです。というわけで、携帯電話事業者は推奨していないSIMカード変換アダプターを使います。
microSIM→標準SIMに変換します。差し込む途中でSIMカードが外れると内部で引っかかり対処を間違えると端末を壊してしまうことになります。ちょっと怖いなという人は真似しないでください。
バッテリーを入れるところと段差があり、下側に向けないといけないため、SIMカードが外れやすいです。こういうときは、ガイドを用意します。たとえば、硬貨を使って同じ高さになるように重ねます。
今回は、10円玉を2枚重ねました。
外れてしまったときは、microSIMカードを取り除いてから変換アダプターを抜こうとしてはいけません。これをやると壊れます。
正しくは、外れてしまったときは、変換アダプターを動かさず(外さず)に、microSIMカードを隙間からそっと差し込んで標準SIMと同じ形状になるように戻します。きちんと入ったら、そのまま押し込むなりいったん外すなりしてもかまいません。
そんなわけでSIMカードを挿すことができたら、バッテリーを入れてふたをして電源を入れます。
画面に電波をつかんでいるマークが表示されれば、SIMカードは認識され、通信ができています。
みおふぉんで契約したmicroSIMで試してみましたが、通信できているようです。日時は自動で同期させる設定にしたら、すぐに正しい時刻になりました。これは楽でいいです。
通話も試しました。結果は問題なく呼び出し、通話、着信ができました。もちろん、IP電話アプリとの通話もできました。もともとIIJmioから3G通信もできると説明されているサービスなので、3G通信端末で使えるのは当たり前かもしれません。
結局、N-03DにみおふぉんのSIMカードを挿して通話をちょっとだけしてという使い方で、2週間経ってもバッテリーの残量は半分くらい残っていました。