【ベータ版について】
ここでは、開発中のバージョンを公開しています。正式版で追加・修正する予定の機能をすべて含んではいないものですが、「少しでも早く使ってみたい」「テストしてやるぞ」という方のために公開します。
無保証ですので、利用者ご自身の責任のもとでお使いください。
#メールが消えてしまうということは、まずないと思います。
ベータ版なので、十分にテストがされていないところもあります。メニューがあるのに動かないところや、おかしな動作をするところもあると思います。
不具合を見つけたら、遠慮なくメールでsupport@syam.net宛までお知らせください。
【説明】
旧バージョンから変更された点について簡単に説明します。ここに書かれていない部分が修正されていることもあります。
- 開発環境を変更した
- v0.9.2では、Borlad Delphi 6 Professionalを使って開発しましたが、v0.9.3ではBorland
Delphi Studio 7 Professionalを使いました。まだ出たばかりの開発環境なのでどうかとは思ったのですが、せっかく買ったことだし何かに使わないと・・・というわけで(?)使ってみました。
特に大きく開発スタイルが変わったとか移植作業が必要だったということはないのですが、使っているフリーの部品のソースコードに修正が必要でちょっと大変でした。
- インデックス作成画面のデザインを変更した
- 従来の画面から大きくデザインを変更しました。ツリー表示するようにしました。
各フォルダのインデックスを更新した日付をそれぞれ別に表示させるようにしました。どのフォルダが最近更新していないかが分かります。
- グループフォルダに対してインデックスを作成できるようにした
- インデックス作成画面で、「標準モード」と「拡張モード」を用意しました。まずは、拡張モードにしたときの画面をご覧ください。上の画面との違いを見てください。
このように、グループフォルダ「ML」に対してチェックを入れることができるようになります。また、アカウント全体のメールに対してインデックスを作成することも可能です。
これにより、
- 何十ものメールフォルダを選択する代わりにその上位のグループフォルダを選択して検索することが可能になりました。
従来は、30も40ものフォルダを選択するとコマンドラインが長くなりすぎて、検索できませんでした。
- インデックスのサイズを小さくすることができます。
同じ単語が含まれるメールは多いので、グループフォルダに対してインデックスを作成して、その下の階層のメールフォルダに対してはインデックスを作成しないようにして、インデックスをまとめることで占有するディスクの容量を節約できます。
ただし、注意点があります。例えば、上の図のようなフォルダ構成で「ML」グループフォルダに対してインデックスを作成します。そして、検索時に「ML」グループフォルダに対して、「namazu-devel」「namazu-users」「namazu-win32-users」それぞれに存在しそうな単語(例えば"+Subject:namazu"=題名に"namazu"を含む)で検索します。すると、ヒット数が多すぎた場合に、その検索語は無視されてしまいます。
このあたりを注意して検索する必要があります。
これ以外にいくつかの機能追加を予定しています。
- バッチファイル作成機能。
- 検索語の強調表示。
- インデックスの削除(掃除)。
【ダウンロード】
ファイル名 |
更新日 |
サイズ
(バイト) |
説明 |
searchsp093-beta-20021010.lzh |
2002/10/10 |
503,213
LHA圧縮ファイル。 |
v0.9.3ベータ(2002/10/10版)です。
v0.9.2のファイル(searchsp.dll)に上書きしてください。
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